2007.3.3(Sat)19:00  万博記念競技場
J1 第1節
    ガンバ大阪 1 − 0 大宮アルディージャ

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2007.2.24 13:44 作成
2007.3.3 22:44 更新

【試合前】
 おととし(2005年)のJ1開幕戦、J1デビューの大宮はここ万博にて優勝候補の一角であるG大阪さんに2−0で勝利。結局、G大阪さんはこの年はJ1のチャンピオンとなったが、大宮戦アウェイ(大宮公園サッカー場改修前最終試合)でも点をとれず(大宮2試合以外の32試合は全て点をとる)連敗。しかし、昨年(2006)は逆に2勝。
 おそらく大宮にとって、2005年より2006年のほうがサッカーのボールキープ率や得点チャンスは多かっただろう、が結果は逆。「膠着状態から数少ないカウンター(このカウンターがそれほど格好ヨクナイところがまた良かった)から得点」という2005年前半の大宮になつかしさを思い出してしまう万博での試合、さて2007年、どんな戦いになるだろうか?
 試合開始一週前の2月26日、ガンバ大阪さんは浦和レッズとのゼロックススーパカップで4−0の快勝。一方大宮は、このカップ戦の時間、ファン感謝デイなるイベント実施。
 
【遠征計画】
 1月25日の日程発表前から、各ネットで、大宮の開幕戦はガンバとの情報が多く掲載されている。それを信用せず日程発表を待ったが、やはり、それどうり。早速、次々節大分遠征とあわせて、宿や飛行機の予約。
 それにしても、なぜ、この季節、ナイター(この試合だけ)なの? 生中継でBSの全国放送です。
 

▲ 練習前の挨拶ヘ向かう。今年のジャージ、カッコイイ

【試合備忘・感想】
 0−0で迎えた後半35分から40分ぐらい大宮側にペースがやってきた。ガンバさん(「超攻撃」が今年のスローガン)が勝ちに勝負しにきて全体的に前めで中盤があきだし、大宮が右サイドから何度もえぐる、新加入エニウトン選手のドリブル・左サイドから小林大悟選手から橋本選手へのパスで突破などなどいい形でのカウンターができ始めてきた。ここで点が取れれば一昨年の再現だと思っていたが、ファール判定後の小林慶選手のゴールインシュートのあと逆に攻められ、ゴール前クリアが相手にあたりこぼれ玉を決められ失点(得点した選手は、3年前「大宮アルディージャ」というJ2のチームにいた選手)。この5分くらいで、先制できなかったことが敗因と読む。ところで、この5分間、大宮はシュートをうっただろうか?
 意外にも前半、ボール支配率が大宮のほうが高く、そのためガンバさんの超攻撃はみれず、ペースは大宮。この前半5分ぐらいのところで、藤本選手が右サイドを突破し、ほしいシュートがあった。昨年得点王のマグノ・アウベスさんも新加入CBレアンドロ選手が何とかおさえ、おそらく25分くらいまで、ガンバさんのシュートは0だったのでは。
 しかし、徐々に攻撃力のあるガンバさんにおしこまれ、きわどく足にあててのクリアなど、万事休すまでギリギリセーフのシーンが多くなってきた。その流れは後半35分くらいまで続き、引き分けで勝ち点1をと思ってきたとき、冒頭の流れにかわってきた・・
 
 前半からカナリ飛ばし、攻撃と守備両方に貢献したように思えた藤本選手(今年キャプテンとのこと)、上記書いた後半35分過ぎのチャンス時、右サイドの数回のチャンス、突破やセンタリングがイマイチでした。これについて、自分は藤本選手を云々言いたくないです。点をとられるまで選手交代しなかった采配への疑問は大いにあります。カントクさんは、選手を変えることによってバランスが崩れ、失点することを恐れての『アウェイ引分け狙い』の作戦と見ました。こうだとしたら、本当にガッカリです。


【その他】
 ・試合開始前と後、なんと小雨。しかし、この時期のナイターにしては、それほど寒くなく助かりました。
 ・試合前の練習で新外人エニウトン選手のプレイ始めて見る。シュート練習すごいうまい。
 ・メインスタンドアウェイ側、その中のややアウェイ側で観戦。大宮の応援は自分を入れて4人と予想したが、意外にも大宮レプリカを着た方はいっぱいいらしてました。推定13人です。
・大宮はJ1の3年目で、開幕戦初黒星です。たしか、本日敗れたFC東京さんは、9年目にして初黒星。
 ・試合後の大宮ゴール裏ヘの挨拶で、失点の原因となったクリアボールをあてられてしまった選手がとても印象的でした。次、ガンバレ!応援するぞ!

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▲ 文章で書いた、後半35分くらいの数回のチャンス。
  どれか決めていたら・・

▲ 後半開始から43分くらい、ずっとウオーミングアップしていてたリザーブの選手たち。

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