2007.11.24(Sat)14:00  味の素スタジアム
J1 第33節
       FC東京 1 − 2 大宮アルディージャ

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2007.11.23 14::05 作成
2007.11.23 22:55 更新
2007.11.24 12:44 追記

【試合前】
 11月に入り、とても寒い季節となってきました。
 長いようで短かかった2007Jリーグも残り2試合。前節、「負けなくて良かった」大宮は、今節、相性のいい味の素スタジアム(J1:1勝1分 劇的な試合ばかり)にて、J1残留をかけてのFC東京さんとの1戦。
 ここまで、17位自動降格、16位入替戦行きの可能性のあるチームの順位表は下記。
順     チーム       勝点 勝−分−負  得  失 得失点差   33   34
14 大分トリニータ        35 10− 5−17 39 60  −21    磐田  新潟
15 大宮アルディージャ    31  7−10−15 21 38  −17    東京  川崎 
16 サンフレッチェ広島    31  8− 7−17 42 66  −24    川崎  G大阪 
17 ヴァンフォーレ甲府    27  7− 6−19 32 62  −30  
  柏    東京
 ちなみに、「大宮と広島さんが2敗で勝点31、1勝1分の甲府さんも勝点31。得失点差で大宮、祝残留」なんて予想を、自分はしていません。

 24日(土)14時、J1の試合は全て同時刻開催。今年最後のアウェイ戦に乗り込みます。 

▲ 逆転! むこうのほうで、大宮の選手が喜びを爆発しています。

【試合備忘・感想】
 試合終了まであと1分+ロスタイム、DFレアンドロ選手が最終ラインでボールを奪う。この試合ではあまり見られなかったドリブル、彼の独特のリズムでスルスルあがる。途中、ワンツーで再びドリブル、残るDF1人を振り切り、矢のようなシュートをゴールにつきさす。大宮応援ゴール裏(バックスタンド2Fにも30人、メインにも15人ぐらいのオレンジがいました)は狂喜・・・・その後のロスタイム、記憶にあるのはFC東京さんのFKでGKがあがってきたことぐらい。試合終了のホイッスル後、選手たちがやってくる。藤本キャプテンが泣いている、自分のまわりも泣いているヒトたちがいる、自分も今年の苦しい負けが脳裏をよぎり・・・・

 前半の最初はなかなかいい気迫こもった攻撃で攻勢。しかし、自力のあるFC東京さん、大宮の天敵の石川選手(2004年の天皇杯5回戦at鹿児島での大宮戦はすごかった)を中心にスピードのある攻めで、大宮あっという間に守勢。何とか0−0で前半を終える。しかし、FC東京さんの守備(おそらく3人ほどの出場停止&ケガで、実戦がそれほどない守備陣なのだろう)も不安定なところもあり、後半にチャンスはくるなと思っていました。
 そして後半。攻勢だったのも最初の1分でカウンター気味から右サイドをとられ、石川選手のふりむいてのワンタッチシュートで失点をくらう。ちなみにこの後、ゴールの選手コールがアナウンスされ手をあげるようなアクションをFC東京さんはやるのですが、バックスタンド2F(昨年からバックスタンド1Fは、アウェイ応援ができなくなった)のアウェイ側ではやらないヒトが多い。オレンジの服を着ていないが、実は大宮ファンが意外と来られているのではないかと思いました。
 失点後の3分後ぐらい、右サイドで吉原選手が相手DFのミスからボールを奪い縦に突破、やさしいグランダーのパスを出し、そこに駆けてきた選手がゴールどまん中に決める。よくふかさないで決めた見事なシュートでした。この少しあと、他開場の結果を見てみると、「柏1−0甲府、川崎3−0広島、大宮の得点は藤本選手」を確認。キャプテン、よく決めてくれました。
 この後の試合状態は膠着。大宮も危ないシーンが記憶では2回ほどあったが、平山選手とルーカス選手の2トップになってからは、平山選手にボールを預ける攻撃が中心となってき、前半のポンポン出すパスや石川選手のスピード突破も潜め、それほど防戦とはならない。
 そして、冒頭に記した歓喜のシーンへ、レアンドロ選手へ倒れながらもワンツーを返した選手(小林大悟選手?)、よくパスを出してくれました。2人はヒキツケテくれましたね。

 試合終了。甲府さんは1−2で敗れ、J1にあがった日立台にて降格決定。広島さんも0−3でそのまま敗れたことを知る。勝点34の大宮と勝点31の広島さんとの得失点差は11。最終節、「大宮 0−6 川崎、広島 6−0 G大阪」といったことにならなければ、15位。つまりJ1残留です。
 川崎さんとの試合は「NACK5スタ、初勝利をめざす」という攻撃的姿勢を出せば、攻撃力のある川崎さんですが、大敗することはないでしょう。

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【その他】
<試合前日記>
 ・最近覚えた「近場の試合は前泊」を実行しようとしたが、3連休ということで宿とれず。今日は、年賀状の準備を自宅でしよう。
<試合当日帰宅し記>
 ・37才、元鹿島、現京都の秋田選手の引退を知る。お疲れさまでした。
 ・この試合後、18時からの有明でのバスケbjリーグ「東京vs埼玉」観戦。ここでは、東京さんに敗退。埼玉ブロンコスのブースタ(サッカーで言う「サポーター」)の中に、自分と同じく、味スタからきたヒトが1人いらっしゃいました。その方、なぜかFC東京ファンとのこと、なぜ?  というより、なぜ埼玉ブロンコス応援?   長い1日が終わりました。

▲ 試合終了、選手たちがこちらにやってきます。