2014.11.29(Sat)17:00 豊田スタジアム
 
J1 第33節 
名古屋グランパス 2−1 大宮アルディージャ

【試合前】
 32節までの順位は以下
 
  順    勝点 勝-分-敗  得 失  差       33       34
  14 仙台  35  8-11-13   33 47  -13     徳島(H)   広島(A)
  15 清水  35 10- 5-17   41 57  -16      柏(A)    甲府(H)
  16 大宮  32  8- 8-15   41 58  -17     名古屋(A)   C大阪(H)  
  17 C大阪 31  7-10-14   35 42  - 7     鹿島(H)    大宮(A)

 18位の徳島さん以外からあと2チームの降格は、上記4チームから。

 そして、最終節以外では各会場での開始時刻が異なり、大宮以外の2チームは大宮の試合開始前に
 終わっている。

  14:04    柏 3−1 清水
  14:04  C大阪 1−4 鹿島

 C大阪さんが降格決定。清水さんの2点差負けは、大宮に大朗報。勝利すれば、清水さんを抜けて降格圏脱出。
 かつ+2以上での得失点差で最終節に入ることができる。

 舞台は整い、豊田での大決戦へ。


【試合備忘・感想】
  ・1−1での後半44分、大宮カウンター。大宮の選手が7人あがる。相手DFより人数多し。
 ⇒大宮の試合を今まで400試合ぐらい見てきたが、ここまであがったことを見た事がない。
   試合終盤のこの時間だからこそ価値あり。しかし得点できず、いや、シュートまでもいけず。

  ・試合展開はまさに2007年の33節(FC東京戦アウェイ 2−1で大宮勝利。残留をほぼ決定づける)
  と同じ展開
 ⇒だからこそ、後半5分の同点弾以外の決定的チャンス
     後半1分,、ムルジャ選手のヘディング
     後半2分、CKからの高橋選手のヘディング
     後半25分、ゴール前左サイド混戦時
     後半40分、ムルジャ選手のヘディング              
   のどれかを決めてほしかった

 ・最後アディショナルタイムの93分に決勝点を奪ったのは、91分から出場の小川選手。
 ⇒対して大宮の交代はかなり疑問(もちろん結果論で語ってます)
   3人めの交代、泉澤選手でスピード勝負してほしかった
   2人めの交代、負傷の中村選手から片岡選手。これは、和田選手を左SBへ戻し、中盤のスペースが
  空き出しこういう時こそ期待できる10番渡邉選手だったのでは。

・この試合中、終始目に入ったのが「名古屋の背番号4番:闘莉王選手」のイライラ度・声出し・激怒・・。
 まさに闘将。
 ⇒試合前、大宮のスタンド前に今シーズンで引退を発表した藤本主税選手(熊本)が、挨拶に来られていた。
 2005年から2011年までの7年間は、この「闘将」役を藤本選手が担い、J1で戦うことができた。
 
【その他】
 ・4チーム内の仙台さんは勝利。徳島、C大阪ともう1チームの降格は清水さんか大宮で決定。

 ・○△●の3つの結果で2試合での組み合わせは3×3=9の9とおり。
  このうち、大宮が残留するのは、「清水さんが●かつ大宮が○」の1とおりのみ。
  単純だが、確率9分の1。しかも、甲府さんの他力本願。

 ・最終節は上記した後半44分の攻め。ああいった勝利への気迫を出し勝利すれば、たとえ残留できなくても
 自分は良しとする。
 

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2014.12.6 11:22 更新

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▲ 主に右サイドから攻めまくる後半の大宮。しかし、1点のみ。