【試合前】
・ファーストステージの最後を２分２敗、失速した状態で中断期間無しでのセカンドステージヘ。
・エース家長選手と、ここまで全リーグ戦出場の和田選手が欠場（怪我？）。しばらく、ベンチにも入って
いないムルジャ選手も入れると飛車角金抜きのようなチーム｡
⇒変わりに出る選手に期待とともに､彼らが出場せずに勝ってきたナビスコ予選のようなテンポが早いサッカー
をこの熱い夜に見せてほしい｡
【試合備忘・感想】
・前半１分過ぎにいきなりのピンチ｡縦パス一本で川又選手がゴール前へ､河本選手が何とかついたことでシュート
までもっていけない｡が、センタリングを許し､ゴール正面で矢田選手が左足ミドル｡加藤ＧＫが何とか防ぐ。
・最初は上記のシーンから一進一退(以下①～②)。その後は徐々に大宮のペースへ。
① 前半５分過ぎ、ほぼ中央にきた奥井選手から左ＳＨ泉澤選手へサイドチェンジ｡トラップでマーカーを振り切り
ゴール前へ｡しかし､シュートはブロックされる｡
② 前半１０分頃、左サイドからのクロスを川又選手ヘディング。わずかにバーの上へ。
⇒①の泉澤選手の抜け出しは「神トラップ」。
⇒このシーンなどで家長選手不在でふっきれ、「大宮のストロングポイントの左サイド」が
戻ってきたと思った。が、前半まで。２人めのＤＦがついてくる前に単純に勝負すればいいのに・・と何度も思った。
・脅威の１トップ川又選手が交代（おそらく怪我）した直後の後半５分過ぎ、名古屋のボランチが２枚めのイエローで
退場。１人多い大宮のペースが長く続くが､数少ないシュートが枠に飛んでいかない｡
⇒自分がよく思う｢パスをつなぐことが目的のサッカー（または ''なんちゃってポゼッション''）｣になってきている｡
･選手を変えるなどてペースを変えることで勝点３にこだわる勝負をしてほしい･･･と思っていたら､いつもの渋谷
監督では見ることのできない采配が出てくる。
③ 後半１５分頃か？ 右ＳＨの横谷選手がボランチへ｡ボランチの岩上選手が右ＳＨへ。
④ 後半３０分 泉澤選手から（今シーズン初出場)清水選手へ｡そのままの左ＳＨに入る
⑤ 後半４０分 ボランチ金澤選手からマテウス選手へ。ボランチ１人気味というか清水選手もＦＷに入る
４－３－３ヘ？
⑥ 後半４２分 左ＳＢボランチ大屋選手から沼田選手へ。左ＳＢというか左ＳＨ気味｡３－４－３気味？
⇒④は同じポジションの交代で、しかも１０分ぐらい遅く感じるいつもの渋谷監督らしい采配。
しかし、③⑤⑥はびっくり。特に③のようなことはできない(しない)と思っていた。
・これら攻撃的采配が実る。終了間際のアディショナルタイム３分が過ぎたところで、沼田選手が中央やや左から
絶妙なクロス。その前のＣＫで右側前線に残っていた河本選手が軽くあわす右足ボレーシュートが決まる｡
⇒スタジアム全体が優勝したようなムードに｡
⇒大宮観戦１３年めだが､ベスト５に入るスｰパーゴール｡
【その他】
・ホームでは勝つまで禁酒ということで､本日はお酒をスタジアムで飲まなかった｡
⇒大宮駅近くでの居酒屋さんでのBEERは最高だった。
・冷静に考えれば､退場後から完全に攻勢モードになり、早い段階で勝負を決めなければいけない試合でしょう｡
⇒明日からまたしっかり練習してください｡｢シュートまでもっていく練習｣と｢そのシュートが枠内へ｣を･･
2016.7.3 19:22 更新
▲終了間際の猛攻、歓喜がこのあとやってきた。