【試合前】
 ・J1優勝争いは、鹿島さんと今日のお相手の川崎さんの2チーム。
 2位川崎は、中2日でこの試合(前節、ACL決勝戦を戦った浦和戦の日程が11月29日に組み込まれたため)
 となる。
  その2チームの順位表は以下。

  順      勝点 勝−分−敗  得失点差   最終節の相手(全て14時キックオフ)
  1 鹿島   71  23−2−8  +22     磐田(アウェイ)
  2 川崎   69  20−9−4  +34     大宮(ホーム)

 ⇒勝点差は「2」、得失点差は川崎が上。よって、川崎は勝利、かつ鹿島が勝利以外の時のみ川崎が優勝となる。

 
【試合備忘・感想】
 ・前半開始約45秒後に大宮失点。
 ⇒首位の鹿島にプレッシャーを与えるための怒涛の先制点。

 ・前半終了約45秒前に大宮失点。
 ⇒失点以降の前半はやや大宮のペースで試合が進んでいただけに、終了間際の失点は残念。
 CBのキーパーへの苦しまぎれのバックパスがミスとなり大宮右SBへ渡り、そこからのロングフィードがカット
 され、右SHだった家長選手がその時間帯だけ左サイドにいてボールがわたり、大宮右SBを振り切っての絶妙
 の左足でのラストパスから2点めが生まれた。

 ・後半15分頃に3点めを奪われたあたりからは、ホームチームがほぼ一方的な試合。
 ⇒「川崎=中2日」「大宮=中5日」がまるで逆のような運動量にもなってきた。

 ・右SB和田選手のボレー、途中出場カウエ選手のCKからのヘディングだけがゴールを脅かしたが、結局無得点。
 終了間際の失点ですぐに試合終了。同時に川崎ベンチの全員が大喜びで選手の元へ・・・ 
⇒鹿島の0−0の引分けからJ1優勝が決まっただからだろう・・・と納得。


【その他】
  ・この試合で、大宮は川崎さんへ「優勝」「(ハットトリックの)小林選手の単独得点王」を献上。
 ⇒2004年にJ2:1位は川崎、2位:大宮(この年の両チームの対戦は2勝2敗の五分)で同時にJ1昇格。
 その後、
   ・川崎・・・常にリーグ上位&リーグ戦以外では数回の決勝進出。
   ・大宮・・・昨年(5位)以外は常に残留争い、一度だけJ2へ降格
 ⇒どうして、こんなに差がついてしまったのだろう。

  ・そして、大宮自身は「最下位転落」「石井監督指揮の3試合で1分2敗で得点0」「12試合勝利無し」
 ⇒16位で降格の甲府さんは最終節勝利したが、清水さんが勝ったことで降格。17位となった新潟さんも勝利し、
  最後の6試合はなんと5勝1分。
 ⇒意地も根性もプライドもほとんど感じなかった後半の数試合。
 ⇒前回の降格時とは、終わり方・質・成績・・・・明らかに異なり、J1への復帰は大変な難しさを感じる。
  「自分が生きている間に、大宮のJ1での試合を観ることが今日が最後・・・」まで感じた2017年最後の試合
  観戦となった。

 順       勝点  勝−分−敗 得点 失点  得失点差       最後の14試合
 14 清水   34  8−10−16  36  54  −18   ○●●●○●●△●△△●●○
 15 広島   33  8− 9−17  32  49  −17   △●○△△○○△●●●○○●
 16 甲府   32  7−11−16  23  39  −16   ●△●△●●○○△●●●△○
 17 新潟   28  7− 7−20  28  60  −32   ●●●△△●△●○△○○○○
 18 大宮   25  5−10−19  28  60  −32   ●○●△●△●△△△●●△●


      2017.12.02(Sat)14:00  等々力陸上競技場
J1 第34節  
 川崎フロンターレ 5−0 大宮アルディージャ

2017.12.03 20:22 更新

観戦 前試合へ

▲ 5点めを奪われ試合終了。同時に鹿島さんが引分となり、ホームチームがJ1初優勝。

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