2024.12.12  22:22 更新

【試合前】
 ・J2昇格決定後の大宮は、J3優勝を決めた今治戦を入れて、2勝3分。
 ⇒29節からの9試合中、8試合で失点している(その前の7試合(沼津さんとの敗北後の21〜28節)では無失点とは対照的)

 ・前節3位富山さんが3位確定、4位松本さんと5位FC大阪さんも6位以内のプレイオフを決めた。残りは残1だが、6位福島さんと
 7位北九州さん(福島さんより勝点マイナス3)で争われる。しかし、得失点差で有利な福島さんでほぼ確定で、興味は富山さん
 以外の4〜6位の順位。
 ⇒上位がホーム開催かつ引分時勝利扱いになる。最終節のカードは、沼津vs松本・八戸vsFC大阪・岩手vs福島。なお、前節、
 JFLと入れ替わる(可能性のある)2チームも確定(最下位は自動降格、19位は入替戦)したので、以下順位表では、下位2チーム
 も記す。

 順      勝点   試合数    勝−分−敗    得失差
 1  大宮   85   37    25−10−2  +41
 2  今治   70   37    21−7−9   +23
 3  富山   61   37    15−16−6  +17
 4  松本   57   37    15−12−10 +15
 5  FC大阪 57   37    15−12−10 +12
 6  福島   56   37    17−5−15  +12
 7  北九州  53   37    14−11−12  +1
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19  Y横浜  32   37     7−11−19 −29
20  岩手   22   37     5−7−25  −50

 ⇒さて、3位が確定している富山さん、どういう戦いをしてくるか?
  @ この試合より重要なプレイオフを見据える(主力温存、あるいは、同点の場合は無理をせず引分けを狙う・・・などなど)
  A @みたいなことを考えず、リーグ最終戦、しっかり勝利を目指す
 ⇒自分の予想はA。ただし、後半30分ぐらいまで同点の場合、引分け狙いに作戦変更
 ⇒と、大宮応援の自分が富山さんのことを考えててもあまり意味はない。大宮は最終ホーム戦、チャンピオンとして、しっかり
  快勝を目指してほしい。


【試合備忘】
 ・スタメンは
                         サンデー
                    石川      大澤
                泉    小島   シルバ   茂木    
                   知念   市原  村上
                        笠原
 
          ベンチ:加藤・下口・濱田・中野・阿部・ゴンザレス・富山

  ⇒U20代表で離脱していた市原選手が復帰。出場停止の浦上選手(イエロー4枚累積)と杉本選手(前節レッド)の代わりに、
  知念選手、大澤選手がスタメンに入る。
 
 ・前半ときおり、大宮がカウンターからいい攻めをみせるものの、3位が確定していてホームで昇格プレイオフを行える富山さんが
 パスとドリブルで攻勢、全体的に試合の主導権を握っている。そして、前半30分とアディショナルタイムに得点をとり、大宮に
 とっては痛い2点のビハインド。
  ⇒メンバーを落とさず一週後の試合に向け、富山さんのほうがすでに優勝を決めている大宮より、やはりモチベーション高しか?
 
 ・後半はゴンザレス選手をアタマから投入、必死に攻めていくが、なかなか決定的チャンスまでもっていけない。後半40分過ぎ、
 PKをもらい、シルバ選手が外すもののすごいスピードであがってきた茂木選手がこぼれ球を押し込み、1点を返す。
  ⇒富山さんは、終始守備が固かった。
  ⇒ゴンザレス選手が倒されてのPK判定、その少し前の富山DFのハンドっぽいのをとらなかったので、その「帳尻あわせ」判定
  にも思えた。

 ・最後のチャンス、中野選手が左から切り込んでの右足シュートが外れ、試合終了。大宮はシーズン最終節に敗れ、シーズン
 3敗となる。
  ⇒今年得点の無い中野選手、利き足でない右足だが、ここ決めてほしかった。
  ⇒大宮の今年の強さは、得点争いに上位がいなく、複数の選手が得点していること。中野選手がもし初得点となっていたら、
  「20人目の得点者」になっていた。


【その他】
 ・ここは、この試合が終わってから、3週間以上たってから記している。J2昇格プレイオフは、以下の結果。
  【準決勝】富山 1−1 FC大阪  松本 1−1 福島  【決勝】富山 2−2 松本
  ⇒リーグ戦3位の富山さんが、アディショナルタイムで劇的弾で追いつき、J2昇格を決めた。
  ⇒また、リーグ19位のYSCC横浜さんは、JFL2位の高知さんに2試合合計1−3で敗れ、JFL降格。

 ・リーグ戦の最終結果は、以下。今回20チーム全て掲載する。


 順      勝点       勝−分−敗    得失差
 1  大宮   85      25−10−3  +40
 2  今治   73      22−7−9   +24
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 3  富山   64      16−16−6  +18
 4  松本   60      16−12−10 +16
 5  福島   59      18−5−15  +15
 6  FC大阪 58      15−13−10 +12
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 7  北九州  56      15−11−12  +2
 8  FC岐阜 53      15−8−15   +8
 9  相模原  53      14−11−13   0
10  沼津   52      15−7−16   +7
11  八戸   52      13−13−12  +2
12  金沢   50      13−11−14  −2
13  鳥取   50      14−8−16  −16
14  琉球   47      12−11−15  −9
15  宮崎   46      12−10−16  −4
16  讃岐   43      10−13−15  −4
17  奈良   39       7−18−13 −13
18  長野   37       7−16−15 −13
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19  Y横浜  32       7−11−20 −30
20  岩手   22       5−7−26  −53

 ⇒優勝した大宮で残念なのが、失点がこの試合で32となり、6位ののFC大阪さん(失点31)より多く
 なってしまったこと。得点数は一番多いものの失点も一番少なくで、J3優勝をある意味「完全」で決めて
 ほしかった。
 ⇒また、沼津さんと富山さんには「1分1敗」で負け越しなのも残念。富山さんには、来シーズンに借りを
 返したい。


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▼最終ホーム戦ということで、セレモニー。昨年の大きなブーイングの嵐の中とは、全然違った。