★試合★ 
 後半35分から40分、1点負けているJ1名門エスパルスは必死に攻める。CK、FK、センターリング、ゴール前にガンガンにボールをあげるが、大宮のある選手が、5本ぐらい連続でクリアした。その選手は、FWの森田選手、この試合のマイMVPです。


 昨日の土曜日にJ1はすでに7試合終了。試合前の現在、大宮の12位は変わっていない。しかし、降格圏内の16位との勝点の差は徐々に迫りつつある。そんな中、15位の清水と対戦。負ければ非常にやばい。しかし、10位のC大阪が敗れ、大宮が7−0で勝利したりすると、勝点28と27の5チームを抜いて、一気に7位に浮上できる。つまり、大宮は敗けが混んで順位的に沈んできているが、たった1試合の結果で、一喜一憂できるという中位の混戦状況なのだ。


 ということで試合開始。ボールはほとんどエスパルスが支配し、エスパさんの応援のテンポと同じで、気持ちよく攻めてくる。そして、J2節神戸戦の失点したシーンとよく似ている、相手スローインからマークが一瞬ずれ、先制点を奪われる。その後の大宮の攻撃は、いつもの2大特徴の、@センタリングだめ Aゲームを支配できている時間にシュートまでいかない が出はじめてきた。20分頃、前半随一左サイドから崩し、中央トニー選手のミドルシュートが出て、少しは今日は違うかなと思った矢先、エスパさんがミドルシュートを決めてしまう。0−2で前半終了。
 後半、大宮の選手がピッチに出てくる。ここで、大宮のゴール裏から「戦え!大宮」の声が。後半0分〜3分は大宮攻められず、場内異様なムード。このままでは、大宮でも「客帰らずorバス囲み」など起きちゃうぞ、と思ったところ、中盤でトニー選手がシュート、この異様なムードを無くし流れを変えたいための苦し紛れのシュートと思ったところ、雨の芝でボールが加速したのか、ゴールに吸い込まれる。トニーさん、ごめんなさい。
 サポータ(ファン)というのは現金なもので、ムードがガラリとかわる。選手も呪縛がとけたように、見てて気持ちのいい、流れるような攻撃をしかける。そして、わずか5分後くらいに、森田選手がペナルティー内で倒されPK、TUTOさんが決めて同点。
 この後、大宮は攻め続けるが、なかなかシュートまでもっていけない(ここで一気に勝ち越さないと・・・)。しかし、30分頃、よく覚えてないが、マーカス選手が丁寧に右サイドの久永選手にパス、そしてゴール。久永選手、喜び大爆発でゴール裏へ走る。場内、大興奮。
 そして、冒頭の森田選手のプレイや、TUTO選手のカウンターから左サイドの斎藤選手→藤本選手のシュート(斎藤選手、右サイドバックへ全力で戻るのが印象的)などほしいシーンもあったが、このまま3−2で終了。大宮は5節ぶりの勝利で順位を3つあげる。


★番外★
 蓮田駅前でH君が同乗し熊谷へ。去年とあわせて通算5回目。県道77号線(通称:ひみつの裏どうり)で行く。1時間前に着くが、なかなかいい場所に車を停められた。
 上の観戦記では、やや興奮調で書いているが、オイラたちの席は、カテ3アウエイよりのため、エスパのファンとほぼ半々のため、席のまわりはそんな興奮度はイマイチでした。
 冷静に考えると、エスパさんには失礼ですが、最近勝てていないチームだから後半最初に点をとって、相手がパニクってくれたから逆転できたような気がします。FC東京さんとの5月の試合で、1点差にし、やはりFCさんがパニック気味になって同点にできたように・・・。そういう意味では、大宮にとってラッキーだったのかなと。


 帰りは、(新)125号から122号で帰る。蓮田の某お店で食事&休憩。その店を出る時、駐車場で、店に入ろうとする大宮オレンジの服をきたヒトたちとすれちがい、お互いに「お疲れさま」。スポーツっていいですね。

2005年8月28日(日) 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
2005Jリーグディビジョン1 第21節
大宮アルディージャ vs  清水エスパルス
サッカー観戦記 2005

▲同点! この写真で言いたいことは、カテ2(ガラガラ)とカテ4(立ち見の方いっぱい)の違い。運営方法、何か違うのでは・・