2006.5.17 23:05 作成
2006.5.17 23:20 更新
【試合の感想文】
この試合、１−１というスコアで引き分け。この試合展開で、どうすれば引き分けという結果にできるのか、監督や選手たちに問いたいという試合でした・・・
試合開始早々から珍しく攻勢の大宮、ＦＫから、今後見ることのできないと思われるトニーニョ選手のふりむきざまのシュートであっさり先制。その後も攻勢が続くが決定的チャンスまでいかない。逆に前半２０分過ぎからはC大阪さんにおされ危ない展開。しかし、前試合から（前の前の試合の途中から）センターバックに入っている土屋選手がなかなか落ち着いた守備をし失点までいかない。前半の最後のほうは大宮も持ち直してきた。前半終了。
選手も監督もわかっていたはずである。１点リードして、流れのいい時こそ２点目をしっかり奪い、突き放せればいけないと・・
だからこそ、後半立ち上がり大宮は攻めた。ひさしぶりに見る藤本選手のループなどで攻勢に出たが、点は奪えず。
この後、Ｃ大阪さんは、森島選手・西沢選手と｢名のある選手の投入｣をしてきたが、ひとりラフプレイか何かで退場となってしまい、この作戦も失敗になるなという雰囲気がただよいだし、大宮１−０で逃げ切り、ナビ予選Ｄ組首位にたつというムードにもなってきた。この後、小林慶選手のミドルシュートもバーにあたり入らず、斎藤選手の投入。
この交代が、守りの意識（１−０で勝つ）を高めたのか、守備的になり、ＦＫから西沢選手が押し込み同点。その後大宮はすぐにＦＷの森田・桜井両選手を送りこんだが、「今になって、点ほしいよ、FW投入」作戦は、「この試合においては引き分けで十分です」のC大阪さんに全く通用せず、試合終了。大宮にとって、痛い引き分けとなる。
この試合終了後、Ｄ組は
１位 Ｃ大阪 勝点９ 残１試合
２位 磐田 勝点７ 残２試合
３位 大宮 勝点７ 残１試合
たとえ、４日後のＣ大阪さんに勝っても勝点１０、磐田さんが残りの２試合を１勝1分で２位となってしまう。２位だと、他の組の２位を含めた４チームの中で勝点が４番目だとダメ｡本日の試合終了後､他のＡ・Ｂ・Ｃ組の２位はみんな残り１試合で勝点８以上、大宮にとっては本当に痛い引分けだった。
ところで、最後のＣ大阪さんに勝ったとしたら、このナビ予選３勝２敗１分で去年とまったく一緒｡去年は浦和戦に２敗し、今年も磐田さんに２敗。これで２年連続ベスト８ではムシのイイハナシかな？
【試合後メモ】
･今日の大宮のＤＦは、左から、冨田さん・土屋さん・トニー・波戸さん。この布陣がベストなのかの結論は、まだ早すぎ。強豪との試合を見てからでないと・・
・Ｊ１の試合、大宮の相手で本日始めてみたパターンがありました。それは・・
「スタメン・交代選手、全て日本人選手」。外人っぽいヒトがいるなと思ったけど、よく見たら去年ヴェルディにいらっしゃった山田選手でした（笑）
・大宮のサポの試合後の拍手にまたがっかり（しつこいですけど、「ブーイングしたほうが･･｣という意味ではありません)
▲ 自分もカントクという職業の方も、ともにスーツ姿でずぶぬれ
