今年も記載します。
応援する大宮に対する自分(サッカー素人。ただし観戦暦は1978年ダイヤモンドサッカーTV観戦からで約30年)の私見です

【2007 J1成績】
                  18(H)●0−3G大阪     
 1(A)●0−1G大阪    -W杯予選などで中断 監督:佐久間氏へ交代(何と再開の4日前)-  
 2(H)●0−2FC東京    19(A)△2−2清水
 3(H)●1−3大分      20(H)●1−3神戸
 4(H)●1−2清水      21(H)●1−2鹿島
 5(A)△0−0鹿島      22(A)●0−5名古屋
 6(H)〇1−0名古屋     23(H)△1−1柏 
 7(A)●0−1千葉      24(A)〇1−0浦和
 8(H)●1−2甲府      25(H)●0−2磐田
 9(A)●1−2広島      26(H)●0−1千葉
10(H)△1−1浦和      27(A)〇2−0横浜FM
11(A)△0−0神戸      28(A)●0−1新潟
12(H)〇1−0横浜FC    29(H)〇1−0広島  
13(A)△1−1川崎      30(A)〇1−0横浜FC
14(A)△0−0柏        31(H)●1−2大分
15(H)〇2−1新潟      32(A)△0−0甲府
16(A)△0−0磐田      33(A)〇2−1FC東京  
17(H)△0−0横浜FM    34(H)△1−1川崎  

 8勝11分15敗 勝点35で15位 (ホーム:4勝4分9敗、アウェイ4勝7分6敗)

【ポテンシャルは秘めていた】
 最終節の川崎戦、後半10分ぐらいから大宮の運動量が多くプレスもきまりはじめ、ボール奪取からのパス・ドリブルの攻撃がおもしろいように展開され、シュートまでもっていけてる。シーズン終盤で調子をあげてきた川崎さんに対してである。6月でのアウェイ川崎戦では、同じ1−1でありながら、実質0−4とかになっていてもおかしくない試合であった。それが、この試合見た限り、上位の川崎さんと五分以上の試合ができている。今年の大宮には上位と対等に戦えるポテンシャルがあったのだ。もちろん、奥野選手の引退で勝利で送り出そうという気迫やホームというアドバンテージもあったのだが、入替え戦の危機がなくなったこの試合(おそらく後半の広島戦の途中結果を聞いていた→勝利を目指していい局面になってから特に)、残留プレッシャーがなければ、こんないいサッカー(勝利の可能性が高いサッカー)ができたのだ。
ちなみに、大宮と同じく降格危機のあった大分さん(14位)の最後の2試合(残留決定後)をTVで見たが、大分さんも同様に強かった。

【結果だけでの今年の大宮を振り返る】
 @ 得失点
 ・失点40 J1の18チーム中、6番目の少なさ。名古屋25節(0−5で敗戦)の5失点が無ければ、浦和さん(28失点はさすが)についで2番目だった
 ・得点24 J1の18チーム中、17位の少なさ。最下位の横浜FCさん(19得点)についで、ぶっちぎりのブービー
 A 痛い敗戦でした(これを勝てれば、残留争いにならなかった)
 ・ 1節 G大阪 ・・この時は昨年の「ミウラサッカー」も垣間見られ勝てるチャンスもあった
 ・20節 神戸 ・・前節佐久間監督初戦の攻撃のいい形がでて先制。しかし、2点めとれないでいたら守備が崩壊しはじめた


【これで、残留できた(前半戦1勝1分7敗、後半最初1勝2分6敗の成績で、なんとか15位になれた理由)】
 ・終盤の広島さんの不調
 →広島さん、25節から残り10試合を0勝3分7敗。大宮は4勝4分2敗、勝点差10をひっくり返す。
 →30節、広島vs千葉は後半43分すぎ2−0から広島さん追いつかれる。で、大宮が勝点おいつく(得失点差で逆転)。
 ・その広島さんとの29節の直接対決。後半25分頃(0−0の時点)、広島さんのミドルシュート(おそらく森崎選手弟)がバーにあたる
 →これが失点だったら・・・考えただけでぞっとします。
 ・若林選手の重要なところでの得点
 →今年のラッキーボーイです。勝点7を叩き出してくれました。
 ・29〜33節のカードが残留争いの直接対決が固まり、それに2勝1分1敗で勝ち越せたこと
 →サッカーの神様がお作りになった試合日程ですね。諸刃の剣の「直接対決」ですが、勝ち越したことが大きかった。
 ・(ロバート監督さんのことをひとつ)10節から17節の8試合を無敗(ただし2勝のみ)
 →最下位まで落ちませんでした(下にも記しますが、この中の試合で個人的な大不満はあります)。
 ・27節横浜FM戦の勝利 
 →24節の浦和戦勝利よりも大きいと自分は思っています。
 ・33節FC東京戦の吉原選手のボール奪取、レアンドロ選手の得点による勝利
 →今年の残留の一番の決定的な仕事は、やはりレアンドロ選手のこのドリブルでの得点です。そのドリブルに、倒れながらも足を伸ばしパスした小林大悟さん、サスガ!

【今年の低調の理由】
 ・メンバーの高齢化
 →J1初年のおととし(やはり、この年、本当によく残留できたことは奇跡に思える)より、メンバー的には2年おとしをめした。
 ・ロバート監督の采配
 →観戦記で何度も批判させていただいた「勝利を狙わない姿勢」、これが一番、観戦時イヤだったことです。勝てる試合に、引分けでなく勝ち点3を狙わないと・・・・(11節神戸戦、14節柏戦の後半、17節の横浜FM戦など)
 ・佐久間監督にも出た「引分け狙い」
 →上記「勝利を狙わない姿勢」とニアイコールですが、試合終盤になって同点だと、負けたくない理由から守備的になる姿勢(勝点0になりたくない。1をとりたい)を出した試合がありました。これを見せてしまうと相手チームは楽です。攻めるだけでいいのですから。で、やはりロスタイムなどで失点し敗北(21節鹿島戦、28節新潟戦)。ところで、劇的勝利の前記FC東京戦、最後レアンドロ選手があがった時、
佐久間カントクどのは「あがるなぁ〜」と叫んだらしいですね。この声、レアンドロさんに届かなくてよかった。
 ・久永選手の不在
 →2005,2006年は、彼の見えないところでの活躍が大きかったに違いない。そういえば、2005年J1で最後まで優勝を争ったC大阪さんが翌年2006年はJ2自動降格の16位。2006年のC大阪さんも、やはり点取りやさんやスター選手でない選手がこの年にいなくなってたのでは・・
 ・外人選手の活躍無し
 →それにしても、デニス・マルケス選手とエニウトン選手での2トップを見たかった。現実的に、今年、デニス・マルケス選手は結局誰が一番FWのペアとしてあっていたのだろうか?

【来期残留するために・・、上位に行くには・・・】
 ・ゆっくりでいいので若返りをはかっていく
 →単に選手が若返ればということではない。ナビ予選の実戦などを上手に活用してください。年末に発表された大学生3人、高校生1人、ユース1人の新人は、将来を見据えたとてもいい補強だと思います。
 ・動ける選手、魂をひきだす選手が出るか?
 →今年残留争いの中、運動量とチームメイトへ叱咤激励した藤本キャプテンの役割を来年は誰が?
 ・上記にも記してますが「試合終盤スコアがドロー、内容で勝ってる試合」はしっかり勝つ(勝ちを狙う)。攻めれば「引分け」にもなる。
 →5試合あった場合、2試合はしっかり勝ってください。2試合は引分け、1試合はカウンターで失点し負けていいですから・・
 ・ありきたりですが得点力のアップ
 →セットプレイからの得点を増やすことが最速です。今年はもしかして、横浜FC戦(12節・富田選手)と清水戦(19節・小林大悟選手)の2得点だけ?
 ・ホームで負けないこと
 →一見さんのお客さんを次回来ていただくためにも。大宮公園独特の雰囲気でオレンジのお客さんが多くなれば、選手は実力以上のものを発揮します。


【自分の観戦結果など】
 J1リーグ    :6勝9分11敗(ホーム:2勝3分6敗、アウェイ:4勝6分5敗)
 ナビスコ予選  :0勝1分 0敗(アウェイ1試合:柏戦)

<観戦ベスト4>
 1.24節(A)vs浦和 〇1−0  こういう気持ち・気迫が出た試合で勝利する試合が大好きです。
 2.19節(A)vs清水 △2−2  戦慄のデニス・マルケス選手デビュー。右サイド突破などからの怒涛の攻撃。
 3.27節(A)vs横浜M〇2−0  後半のなんともいい展開。平野選手の得点前の左サイド爆走が忘れられない。
 4.33節(A)vsFC東京〇2−1 レアンドロ選手がドリブルに入った時、斉藤雅選手の「どうぞ」が最高。

<観戦ワースト4>
 1.22節(A)vs名古屋 ●0−5 なんとも言えない試合終了後の選手挨拶時の雰囲気。全然ダメな守備&攻撃。
 2.17節(H)vs横浜FM△0−0 勝ちを目指しにいかない大宮。ロバートさんをクビにしてくれと思った試合でした。
 3.20節(H)vs神戸  ●1−3 今年一番の「終てる試合を落とした」試合です。
 4.11節(A)vs神戸  △1−1 終盤のセットプレイのチャンスでヘディングに強い選手を前ヘ上げないなど、勝利を追求しない姿勢(たとえ、1人少なくても・・)

【最後に・・】
 20節終了後のガケップチ順位表 
 順               勝点 勝-分-負 得点 失点 得失差
12 FC東京            23  7-2-11  26  37  -11
13 サンフレッチェ広島    22  6-4-10  29  43  -14
14 ヴァンフォーレ甲府    21  6-3-11  24  36  -12
15 ジェフユナイテッド千葉 19  5-4-11  24  34  -10
16 大分トリニータ       19  5-4-11  23  38  -15
17 大宮アルディージャ    17  3-8- 9  13  24  -11  →この後、21節(鹿島戦)、22節(0−5の名古屋戦)でさらに敗北
18 横浜FC            10  3-1-16  14  45  -31
 この時は覚悟してました。来年、こういった状態がないことを祈っています。。。

 今年のMy
MVPは 小林慶行 選手です。おつかれさまでした。来年も期待してます!(キャプテンになられるような気が・・)

2007.12.29 19:55 作成

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大宮アルディージャ
2007年 私的 年間総論

▲ 3月3日 万博 開幕戦  寒かった〜
 苦しいシーズンのスタートでした。

▲ 3月17日 大分九州ドーム
 試合後は、もうここに来れないと思ってました。

▲ 5月13日 神戸  波戸さん退場のシーン
自分が、ロバートさんを疑問に思った最初の試合です。

▲ 11月24日 味スタ
 残留ほぼ決定のタイムアップ。うれしかった。

▲ 8月11日 日本平 パルちゃんショー
 ゴール裏の作りは、NACK5スタにそっくりです。
 アウェイ側スタを照らす西日もそっくりかも・・

▲ 12月1日 そして、NACK5スタでの最終戦
 来年のホームは、自分はメインから、まったり戦います。