【試合備忘・感想】
 ロスタイムになり1点差で負けているチームが半端無しに攻めにいき、結局カウンターから手薄の守備をつかれ2点差で負ける、という展開はサッカーではよくある。例えば、日本という国のプロサッカーJリーグの「J1」というカテゴリーの2005年シーズン、ガンバ大阪というそのシーズン優勝したチームの開幕戦は、負けているので攻めに攻めにいき、カウンターから失点し0−2で敗れた。
 その時のガンバ大阪さんのお相手をした大宮アルディージャというチームは本当に本日、全コマを使い、強い意志を持ち、同点にすることに向かっただろうか?
 自分はとてもそう思えない。よって、今シーズンの敗北11試合めの観戦(ナビスコ予選含む)で始めて、試合終了の笛を聞かずに席を立ちました。

 後半2分から10分くらいの試合は、今シーズン一番おもしろい展開の試合「4節名古屋戦の前半」なみに、楽しい試合でした。
 ・デニス・マルケスさん、ラフリッチ選手と右からのワンツーでシュート
 ・FC東京さんの怒涛のシュート、江角GK、3連続スーパー反応
 ・(自分がいつも強い要求をもつ)村山選手、右サイド突破、中に切り込みシュート
これらなどの展開で1−0のリードのまま、後半15分からあきらかに流れが悪くなり、ボールの奪取ができない・攻めのリズムが悪い・大宮の天敵である(後半から投入された)石川選手にやられ始めてきた・・・・
 ここが、勝負の分かれ目でした。同点に追いつかれる前に何か手を打てていたら・・。
 ここで、少し前のお話をひとつ→
「開幕の新潟戦、リードしている大宮は危ない状態。誰もが斉藤雅選手を出場させボールを落ち着かせる、と思った。しかし、入ってきたのは、内田選手と新人土岐田選手(両選手ともに本日ベンチにいます)、驚きの攻めの選手の投入である。新潟さんにいった流れは再び大宮に戻り結局勝利、誰もが今年の大宮の新カントクは違うと思ったのに違いない・・・」
 しかし本日、上記の采配をしたカントクさんは、ここで何も手を打たず、その流れのまま同点・逆転を喫した。そして、冒頭の終わり方・・・3人めの投入もせず、敗北です。
 
 次節、ダービー、レアンドロ選手累積警告での出場停止以上に、このカントクさんの勝負をかけない采配が、自分は一番心配です。 

ページTOPへ戻る

2008.9.13(Sat)18:00 味の素スタジアム
Jリーグ DIVISION1 第24節
FC東京 3 − 1 大宮アルディージャ

2008. 9. 6  21:45 作成
2008. 9.14  1:25 更新

前の観戦試合へ

【試合前】
約2週間の中断明けの試合は、アウェイFC東京さんとの試合である。J1昇格後のこのカードのアウェイ試合は、
 2005 FC東京 2−2 大宮 ロスタイム森田さんの同点ゴール(たしかJリーグ3001点め)
 2006 FC東京 1−2 大宮 ロスタイム小林大悟さんのFK
 2007 FC東京 1−2 大宮 88分 レアンドロさん、怒涛のドリブルから逆転弾。大宮の残留確定
と3年連続大宮は、アウェイの地で「味スタ劇場」といった劇的な試合をしている。
 しかし、ホーム試合は4年連続敗北と、このカードではお互い見事な外弁慶状態。浦和戦・鹿島戦と強豪試合前の大事な一戦、ぜひ勝利し、ダービーにむけ弾みをつけたい試合です。

【その他】
<試合前>
旅予定 2008.9.6記す

 近場のアウェイ戦ですが、宿泊遠征となりましたので「旅予定」を記します。
  9/13 11:00くらい 車で出発。宿泊先の府中駅近くの宿へ。車を置きチェックイン。
      18:00     この試合観戦
      21:20     京王線飛田給駅から6駅のところに住むA夫妻の家へ遊びに行く
      ??:??     府中駅宿に戻る
 9/14  ??:??     宿出発 帰る

<試合後>
 だいたい上記予定どおり。A夫妻宅(付近の飲み屋さん)に行く。飛田給駅から新宿方面でなく、府中方面へ乗るオレンジサポは自分だけでした。

次の観戦試合へ

▲ 同点にされる前の光景。
  なぜ、流れを変える手をうたないのか?