【試合備忘・感想】
 開始10分ぐらいのところ
(後日訂正:2点めの直前の前半25分でした)で、大分右DFの選手が、まだ大宮の選手が近くに寄ってなく、かなり余裕があるのだがセーフティにサイドにボールを出す。これを見て、『今日は絶対に負けてはダメ。しっかり勝たなくては・・・』と思った。その10分後の大宮の先制点および3点目は、その大分さんの右サイドを突破したもの・・・ やっと結果を出してくれました。

 メンバーをガラリと変えた前節の大宮でしたが、今日はこんなカンジ(敬称略)、

         石原 藤田
      パク        藤本
        金澤 内田
     波戸 マト 片岡 土岐田
          江角

 で、ベンチには、デニス・マルケス、ラフリッチ、新井、橋本、福田、村山、高木。前節同様、小林慶主将、冨田副主将がメンバーに入っていない。

 内田選手のボランチは始めて見た(大宮で)が、大宮が攻め始めると、「金澤選手の1ボランチ、内田選手は右、藤本選手がトップ下」という、ひと昔前にはやったダイヤモンド型となってなかなかおもしろい。
 前半21分から33分の間の13分で3点をうばい大爆発の大宮でしたが、前半終了間際の大分さん上本選手の一発退場(退場のプレイより、その1プレイ前の石原選手を胸で突いたほうが悪質に思いました)後は、大宮の最後のフィニッシュがだめで、結局3−0のままで終了。個人的には、前半の内田選手が抜群のデキだったので、後半の数回の決定的チャンスをきちんと決め、この試合のMVPをとってほしかったです。
 ところで選手交代ですが、80分過ぎに、橋本選手・両外国人を入れてきました。「何か違うなぁ。外人を入れてもっと点を取りたいのなら、65分ぐらいで入れてほしい。最後の数分に入れるのなら、ぜひ福田選手を(前節のFWなんかでなく)センターバックできちんとプレイさせるべきでは」と思いました。まぁ、勝利しているとき、DF(特にセンターバック)を交代するのは勇気がいることですが・・・・今日は、一番大切な勝点3を取れたので、良いことにしましょう。

 ここから、磐田さん・名古屋さんとのアウェイ2連戦、そして浦和戦(実質アウェイ)ととても強いチームと3戦し、リーグは中断します。自分が望むのは、本当にその時点の一番強いメンバーで試合に臨んでほしいということだけです。

【その他】
 ・前節FC東京戦後、新宿に泊まり、翌日から静岡に2泊の旅。静岡から帰郷後、そのままスタジアムに
 ・試合終了後、「愛してるぜ We are ORANGE(雨上がりの夜空に)」がスタジアムで歌われました。少し感動しました。ここで、雨があがったら・・・涙が出たでしょう。

2009.5.5(Tue)14:00 NACK5スタジアム大宮
Jリーグ DIVISION1 第10節
大宮アルディージャ 3 − 0 大分トリニータ

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【観戦前】
 大宮は4連敗で15位まで沈んできたが、大分は6連敗で最下位。おととしの横浜FCさんとの試合を思い出します。おととしに限らず、大宮は残留争いなっても、その時点の降格圏内のチームには負けていない。ある意味、残留争いの「争い」に入れる最低の条件をクリアしてきたわけです。
 両チームに共通してるのが失点の多さ。自分は2005年のJ1元年からいわれている「大宮の堅守」というイメージは正しくないと思っているが、大分さんの昨年の守備力(34試合で24失点)は本物。それが、今年は大宮は17失点(リーグワーストタイ)で、大分さんは14失点。両チームが沈んでいるのはまさにここに原因があるでしょう。
 
 前節FC東京戦の日、大宮の応援歌のひとつ「愛してるぜ We are ORANGE」の原曲の作者である忌野清志郎さんがお亡くなりになりました。勝利し「雨上がりの夜空に」を歌い、清志郎さんを天国へ見送りましょう。

▲ 今日は、勝利しかないよ

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2009.05.01 00:22 作成
2009.05.05 22:22 更新

▲ HEROは藤田選手となりました

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