【観戦前】
 J1中断と言われているこの期間、代表への出場選手のいない大宮はナビスコ予選で普通に試合をし、公式戦のない週はありませんでした。その間、いろいろなことがありました。
 ・地元出身、小林キャプテンの同一J1リーグの柏(しかも残留を争う近い順位)への電撃移籍
 ・広島戦(0−7)、横浜FM戦(1−3)、浦和戦(2−6)の3連続大敗。守備崩壊状態。
 ・横浜戦後の居残りから渡邊社長の決断で実現した大宮初の「説明会」。浦和戦大敗後の3日後に開催される
  (この1日後の夜、大宮公式HPに議事録が出る。この仕事の速さだけは関心)

 「補強選手無し、強化部長や監督の交代無し」という状態でリーグ再開です。そして、前半戦の残り試合は「京都(H)、千葉(A)、横浜FM(H)、鹿島(A)」の4試合。いきなり最初の2試合は順位の近い残留争い同士の試合ということで、「決戦」であります。
 
 こういう状態です。残留のために、選手が自信を取り戻すこと、そして、ファン・サポーター・フロントの団結が必要。それには一番の良薬である「勝利がほしい。内容より「勝点3」です。
、「」

▲ 37才、シジクレイさん。すごい存在感。

【試合備忘・感想】
 一人少ない京都さんのほうがボールを支配し始めて何とも言えないムードであった、スタジアムの雰囲気の中、#2塚本選手が4節柏戦と同じようにフリーキックをゴールに突き刺した。その後の、終了ホイッスルまで時間の長いこと、長いこと・・・・・この感覚久しぶりに味わいました。「勝利」という結果、大満足な試合でした。

 ここでメモ書き(後々のために忘れてはいけない)。

 ・縦ポンサッカー、前試合の浦和戦最後のほうと同じで、今日も無くなってきてます。今後もこれで・・・。ただ、自陣ゴール前でのピンチでは思いっきりクリアしてほしい。何度もヒアヒアしました。
 ・FKを決めた塚本選手、特に前半ですが積極的なあがりが少なかった。左の波戸さんがオーバーラップしボールが中にマイナス気味に戻った時、右サイド広大なスペースに飛び出してほしい。波戸選手が出ているときは後方に残るとかこの試合は守備的に・・という戦略があるのかもしれない。しかし、あのスペースをつかったほうがよほど「守備をしなくていいという最大の守備戦術」となると思うのですが・・・というのが素人感想。
 ・終了10分間くらいの#10デニス・マルケス選手の右サイドアタック、勝っている時(相手が前ガカリの時)には、相手が複数人つく&ボールを持て時間が使える&決定的ラストパスを出せる&サイドなどでとらてもカウンターをくらわない、ということでとても有効です。先発でないほうが良いような気もしてきました。
 ・今日もよく走りまくった藤田選手のこと。走り方、決定機の外し、セットプレイ守備でうまいところ、でも得点に期待してしまうところなどなど、どんどん昨年まで在籍していました森田選手に似てきているような気がします。
 ・前試合藤本選手は退場で、この試合出場ができない。彼への依存度がないと、橋本選手からの左サイドも含めて、攻め時のボール配分が広くなる。(絶対にチームに必要な選手だと思う)藤本選手がいるときこそ、こういったボールの流れをしてほしいっす。
 ・先制点後や後半のアタマの数回のチャンスや、勝ち越し点後の京都さん前ガカリからの数回のカウンターで、追加点が奪えない。練習をし、4−1などでしっかり勝てるように・・・・。本当に胃が痛くなりました。
 ・京都シジクレイ選手(37才)が後半アタマからボランチで出場。動きは早くないのだが、必ずボールの出る所にしっかりいます。ヨミのレベルが凄いのでしょう、京都さんの「ひとり少ない」を見事にリカバリーをしてました。
 
 
 次の千葉戦、この試合が大重要です。

▲ 決勝のFK。塚本選手が蹴る気配が、スタンドまで伝わってきました。

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2009.6.20(Sat)18:00 NACK5スタジアム大宮
Jリーグ DIVISION1 第14節
大宮アルディージャ 2 − 1 京都サンガF.C

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2009.06.20 13:11 作成
2009.06.20 23:59 更新