▲鹿島さんの攻撃で印象に残ったこと。
 「左右のどちらかに必ず2人の選手が広く位置取る」
 ここにどんどんサイドチェンジがいきチャンスが生れる。

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2009.7.11(Sat)18:00 カシマサッカースタジアム
Jリーグ DIVISION1 第17節
鹿島アントラーズ 2 − 0 大宮アルディージャ

▲同点へこの試合最大のチャンスだったCK。
 マト選手のヘディングはわずかにバーの上。
 DF岩政選手を藤田選手がブロックし、ほぼフリーだったが・・

【試合備忘・感想】
 開始40秒と3分頃、鹿島さんDFのミスで大宮チャンス。しかし、ものにできない。こういうところで点をしっかり取らないから・・・などと考えていた前半15分頃、あっさりロングボール1本の処理をミス、決定力のあるマルキーニョス選手にあっけなく失点をくらう。

 ここで、この試合について、王者鹿島さんと大宮の比較をする。


              鹿島さん                    大宮
           〜首位独走チーム〜        〜今年も残留争い濃厚なチーム〜

@相手のミス   きちんと決め先制          きめない(シュートすらうててない)
A戦術・力量   サイドチェンジパス早くて多し  2人ぐらい経由しサイドへ遅い
           攻撃多彩              左サイドの突破だけ・ミドルシュートも1本?
           89分迷わず大迫選手シュート   88分某FW選手、前節と同様シュートチャンス
           →貴重な得点           をトラップ。DFにつめられ得点できず。
B選手交代   リード時、1分おきに3人交代   2人目をなかなか投入しない
           →しっかり時間を使う       →89分失点後、意味不明な2人連続交代

 以上のような差が歴然で、さらに鹿島各選手の老獪さ(例えば、交代時ゆっくり出るとか、のらりくらりとしているが時には速いパスやダイレクトパスも混ぜる等など)も目に付きました。


 と書きつつも、鹿島さんも決定力はこの日はイマイチで、0−1での後半30分過ぎ、大宮のCKでマト選手がヘディングをうったシーン・・・これがこの試合最大で最後の同点においつけるチャンスでした。「こういうところをしっかり決め、試合内容では完敗。でも勝点をえられた」というようにならないところに大宮の弱さをさらに感じてしまいます。

 後半戦初戦は、ホームではなぜか歯がたたないFC東京さん(最近好調。天敵石川選手が5月大宮戦ハットトリック以降、確変状態)が相手です。新加入のドゥドゥ選手は出てくるのでしょうか?
 
 最後に・・・
前節の横浜戦の最後に
 「次節アウェイ鹿島戦を見て、もう一度最初の問い(大宮はナビ3連続大敗から立ち直ったのか)に回答したく思います」と記しました。
 その回答は・・・・
  
「立ち直っています。が、弱いところはナビ大敗の前と一緒」です。


【その他】
<試合前>
 ・9月の清水戦が所用で観戦にいけないため、本年度「車で行く一番遠いアウェイ戦」となります。 
<試合後>
 ・恒例の潮来方面渋滞はあいも変わらずでした(潮来ICまで1時間以上かかった)


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【観戦前】
 首位独走状態の鹿島さんとのアウェイ試合で前半17試合が終了する。
 おそらくチャンスは少ないでしょう。そのひとつでも決めて、引分け以上の試合をし、何とかこの中位を維持して後半戦に望んでほしいところ

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2009.07.11 23:22 作成
2009.07.11 23:22 更新