2010.3.7(Sun)15:00 NACK5スタジアム大宮
Jリーグ DIVISION1 第1節

大宮アルディージャ 3 − 0 セレッソ大阪

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2010.3.6 10:55 作成
2010.3.8 22:58 更新

▲ 気合の入ったボールへのプレス。これが圧勝の要因。

▲ 共に戦おう。

【観戦前】
 開幕一週前の2009年2月27日(土)の夕方、NACK5の放送で塚本選手の右大腿骨骨肉腫の病状を知る。
 その夜のHPから見た会見内容、監督や藤本キャプテン・スタッフのコメント・・・を読み、悲しみで涙が止まらなかった。しかし、塚本選手のメッセージ
  ・同じ癌とかと闘う人たちに少しでも勇気を与えられるようにしたい
  ・チームの頑張っている姿や最高の笑顔を見せてもらって、自分に勇気を与えてもらいたい
  ・これからも選手と共に闘っていきたい。これからも共に戦いましょう。
 を読み、決意をした。
  今日で涙はおしまい。自分ができることの『応援』という形でチームをサポートし、共に戦う。手術やその後のつらいリハビリに戦う塚本泰史選手に、「勝利」というもので、少しでも勇気をあたえられるように・・・


【試合備忘・感想】
 開始8分、攻撃への意識がチーム全体へ浸透していて「今年の大宮は違うぞ」と感じられるシーンを見る。
 右サイド奥深いところで、藤本キャプテンが相手DFからボール奪取。ボランチ安選手がキャプテンの後ろにフォローにまわり、FW石原選手がセンタリングを受けれる位置に移動した。その間に背番号32右サイドバック杉山選手が猛然とつっこみ、キャプテンからパスをもらいシュートへ(おしくもサイドネット)。


 試合前の塚本選手の登場に感動し、その余韻の中で試合開始。
 大宮の新サイドの2人、特に前述、右サイド地元埼玉県出身杉山新選手の攻撃前提の前後の運動量には驚愕したが、大宮が試合を圧倒できた理由はなんと言っても、「すさまじいボールへの執着」。
 チームの統一した意思が垣間見れ、新戦力の4人の安・杉山・深谷・村上4選手は完全にその中の一員、いや中心となっていました。試合は、3−0での快勝。最後ロスタイム内でのエースラファエル選手の負傷退場に暗雲がたちましたが、まずは1節だけでの初の「J1首位」。

 次節アウェイ仙台戦では、今日の気迫・攻めへの意識を持続、いやさらに高め、望んでほしいところです。
 

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