【試合前】
 ナビスコカップ予選はこれが最終戦。ここまでのAグル−プの順位表は以下。

  順位   チーム   勝点 試合 勝-分-敗 得点 失点 得失差
  --------------------------------------------------
   1 京都サンガF.C.   11  6  3-2-1    9 5   4
   2 FC東京        10  5  3-1-1    5 3   2
   3 ベガルタ仙台      9  5  2-3-0    3 1   2
   4 大宮アルディージャ 7   5  2-1-2    6 5   1
   5 アルビレックス新潟 7   5  2-1-2    3 5  -2
   6 名古屋グランパス  3   5  0-3-2    4 7  -3
   7 セレッソ大阪     1   5  0-1-4    3 7  -4

 決勝トーナメントに進出するには2位以内、ということで、大宮は勝利しても、同時刻に行われる「C大阪vsFC東京」でFC東京さんが負けない限り、予選敗退となる。
 たとえ敗退となっても、ここはホーム試合。ワールドカップ明けの1ケ月後、気持ちよく再開するためにもここは勝利を。というか、リーグ2節に仙台さんとのアウェイ試合敗北の雪辱をはらしてもらいたい。

 このカップ戦で、ずっとスタメンでいる青木選手と福田選手に特に期待してます。


【観戦備忘記】
 結果と内容を知って、ここから書いています。上の期待文章を読むと、「自分自身が、予選突破を期待している間抜けなヤツ」とまで思ってしまいます。

 この試合、
  ・0−1の時の青木選手のミドル等数回のチャンスが決まっていたら・・・
  ・0−2の後半立ち上がりの攻め、渡部選手のバー直撃シュートが入っていたら・・・
 試合結果は違っていたかもしれない。0−4というほど内容的にはたいした差はない。

 というのも表面的な見方で、今日は仙台さんと、「天と地」ほど・・・ そうではなく、「J1とJ2」、いや、それ以上の差があったような気がします。

 個人的批判はあまりしたくないが、後半途中で変わった17番(前からこの人の軽い守備が嫌いでした)と18番の選手の守備が特にひどく、
   ・少し体を出せば取れるのに見てる
   ・あたりが弱い
   ・ボールをもらって、すぐに相手の寄せがくるとタジタジ→あせってミスする・・・・
というのを交代させられるまでずっと続けていた。
 また、CBの4番も変わらない不安定度万点。
   ・裏へ走られた時のスピードの無さ
   ・最終ラインでボールを持ってのボール供給が全く攻撃に結びつかない

 一方攻撃は、水増しもので、これについては力が無いとしかいえないが、
   ・最後までラファエル選手と石原選手の前線でのキープで孤立→これも90分改善されなかった
   ・前述18番さんのゴール前のへなちょこFK などなど

 彼らは、渡部選手のような若手ではないので、はっきり書くとJ1の試合に出るべき選手ではない、とまで本日は言いたい。

 最後ロスタイムに仙台さんがゴール前でFKのチャンス。大宮というこのチーム、記載した3選手を起用する采配をした監督、そして自分らファン・サポータの眼をさます(今の大宮は弱い)ために、この試合のMVP仙台フェルナンジーニョ選手(ご存知「小さなおじさん」)に、FKを決めてくれ! と願ってしまいました。このFKは直接決まらなかったが、ボールウオッチャーとなった大宮の選手の前に、仙台の選手が(J1のプロ選手だから当然なのですが)怒涛のつめで押し込んでいただけました。

 こんなことを2度と思いたくはありません。

 大宮の青木選手は一人だけ、戦っていた気がします(といっても、これが普通のJ1のレベルではないかと・・)


【その他】
 今日のこのデキが、「この試合だけだった」と思いたいが、現実から眼をそらしてはいけない。
 幸いにも、ここでワールドカップで中断に入る。現実的な(=上位進出とかではなく、残留のための)チーム力のアップ(補強含む)を期待します。


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2010.6.9(Wed)19:00 NACK5スタジアム大宮
Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 第7節 Aグループ
大宮アルディージャ 0 − 4 ベガルタ仙台

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2010.6.8 22:55 作成
2010.6.9 22:05 更新

▲ 小さいオジサン! FKを直接決め、大宮に関わる全てのヒトの目をさまさせてくれ!!

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