大宮アルディージャ
2011年 私的 年間総論


シーズン全体で感じられたことは、
「観戦していて、感動の試合が少なかった」ということ。

開幕のアウェイ鹿島戦の前半、キックオフ直前のイベントで自衛隊戦闘機2機が飛行時の音と同じく衝撃的な内容だった。特に、後半の得点の奪い合い以上に前半が・・・
王者鹿島さん相手にポゼッションで圧倒、高い位置でのボール奪取、そして圧巻の先制点。先制後の19分頃に全員で押し上げ最後CBの坪内選手のシュート、25分頃の渡部選手が右から中に切り込みシュート(その時、大外を杉山選手も走っていた)といったところは、その象徴的なシーン。残念ながら老獪な鹿島さんにロスタイム同点にされ、敵地での金星を逃したが、今シーズンは「何かが違う/上位進出が期待できる内容」であった。しかし、この試合の5日後の大震災によりリーグは中断。再開後(※1)は開幕戦での期待は消え去り、逆に下記に記す「マイナス面での「何かが違う」」が出はじめ、例年どおりの残留争いのシーズンを過ごすこととなった。

今年の大宮が残留できたのは、従来の守備的(現実的)な戦いをしたアウェイゲームで地道に勝点を奪ったから・・・と思っています。

※1 リーグ戦は4月23日の7節から再開。2~6節は、中断期間であった7月に開催。ナビスコカップ予選はトーナメント方式に変更され、大宮は1回戦なしで、浦和との2回戦(ホーム&アウェイでの2試合)から9月に開催。


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今年の総論は、シーズン観戦記の備忘記で書いた感想を列記します。

このシーズンは、過去6シーズン同様の残留争いだったが、何か違い、

成績に出ることで
①ホームゲームわずか2勝
②降格3チームからの勝点が少ない(2勝2分2敗)
 ⇒最終節に17位となった福岡さんには2連敗。降格チームに2連敗のシーズンはなし。
(仮に福岡さんとの2敗が2勝だったとしたら、12勝12分10敗の勝点48堂々の8位だった)

成績に出ないところで
③ファール「0」の試合(ホーム新潟戦)があった(Jリーグで初?)
 ⇒ほめていいことだが賞賛することでもないと思う。 
④毎年の「力強い残留力」と何か違うところ
 ・前半の数本のチャンスで決められない。ホームでいつも出る雰囲気「そのうち、とれるだろう」
 ・後半早々の失点
 ・采配が後手後手。得点されない限り、自分のほうから動かない。
 ・2点ビハインドでも、1点早々返せばまだわからないのに、シュートにもっていけない。目的がゴールまでのパス回しになっている。

昨シーズンと異なるところで、
⑤本当に今年の鈴木カントクは昨年と同じ鈴木監督か?と思うこと多し
 ・若手の抜擢(ルーキー金久保選手のスタメン起用・重要試合で宮崎選手、木原選手の起用)
 ・干していたと思えた橋本選手の起用(アウェイ京都戦)
 ・調子の良くないイ・ホ選手だけは出場機会を与えすぎたような気もしたが、それ以外は柔軟に(調子のいい選手を)スタメンやサブメンを決めてたと思った。
 ⇒今年はサブメンバー含めてほとんど固定、本当にベンチ入りしている選手がベストメンバーだったのか? 固定をやめ少し入れ替えをしたが、最初にDFラインを変えてきたのは疑問。「DFは組織力でコンビネーションで守る/よって調子が悪くてもある程度は固定でコンビをくませる」という自分の考えは古いのか?
⑥終盤の鬼のようなセットプレイでの得点力が無くなった

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【今シーズンの成績(自分の観戦)】
           試合   勝- 分 - 負  勝点  得点 失点 得失点差  
リーグ戦 : 13位 34  10-12-12  42  38 48  -10   (26試合 7-11- 8) 
・ホーム         17   2- 8- 7  14  18 28  -10   (16試合 2- 8- 6) 
・アウェイ       17   8- 4- 5  28  20 20    0    (10試合 5- 3- 2)

カップ戦 :2回戦(浦和)   0- 2- 2       1  4   -3   (0- 1 -1)
天皇杯  :2回戦:福岡大(1-1(PK3-5))敗退     (2回戦32試合で随一全国中継されたBSTVでの観戦)
       

【2011シーズン全体備忘】

●My MVP・・ラファエル選手
 ⇒前線での鬼キープ、勝負どころの得点力などいろいろありますが、忘れられないのは相手のセットプレイ時でのニア側での脅威のクリア力。このデータを出すことができたならば、ラファエル選手がリーグNo.1だと思う。

●ベスト試合

1位 リーグ29節 アウェイ浦和 ○1-0
    ・・大天使が埼スタに降臨。その得点前に、守りながらも黙々とカウンターを狙っていたのがまたいい。
2位 リーグ27節 アウェイ柏  ○3-1 
    ・・首位を争う柏戦に気迫の勝利。優勝する柏さんは、この試合がリーグ戦最後の敗北。
3位 リーグ 1節 アウェイ鹿島 △3-3 
    ・・冒頭で書いたような衝撃的な前半。王者鹿島相手にアウェイでも一歩もひかず。
番外 リーグ24節 ホーム磐田  ○2-0 
    ・・8月27日、ようやくホーム初勝利。スタジアムはまるで優勝を決めたような盛り上がり。 

●ワースト試合
1位 リーグ28節 ホーム福岡  ●0-2 ・・一週前の柏戦勝利と別チーム。パス回しが目的でシュートまでいかない。
2位 リーグ15節 ホーム川崎  ●0-5 ・・川崎のエース中村選手不在でやはり敗北。失点を重ね集中がきれ、惨敗へ。 
3位 リーグ20節 ホーム仙台  △2-2 ・・前半2-0を守れず。2週前のアウェイ戦のような勝つ事を第1の目的に、なぜこの時期にできないのか?

27節 ベスト2位(9/25) ⇒ 28節 ワースト1位(10/1) ⇒ 29節ベスト1位(10/15)と交互。毎年恒例のことだが「いい時と悪い時の差が激しい」

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シーズン後、まずラファエル選手の契約更新(レンタル延長)が発表になりました。
来シーズン、この大宮の攻めの中心であるラファエル選手を中心に、衝撃的だった開幕鹿島戦で見せたポゼッション、そしてアウェイ浦和戦での気迫・・・
これらを年間を通して出し上位へ・・・ 本当に願っています。

応援する大宮に対する自分(サッカー素人)の私見です






2012.1.9 22:22 作成

▲ 11月3日 等々力
  31節のこの試合の勝利が大きかった。
  試合前の花束贈呈で登場した「アルパカ」。
  名前は ルカ ちゃん ということ。  

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▲ 3月6日 カシマ 
  衝撃の試合の3-3の終了後。
  この5日後の大震災で、リーグは約1ケ月半中断。
  そして、このスタジアムも被害は大きかったとのこと。

▲7月23日 仙台 
  本来中断期間であった7月、震災で順延された
  2節から6節が行なわれた。この試合はその最後
  6節のユアテックスタジアム。
  仙台の選手が、試合終了後、アウェイ大宮側に挨拶
  に来られたのが印象的でした。

▲ 10月15日 埼玉スタジアム2002
  昨年同様、試合前のビッグフラグの下に入る。
  今年もアウェイダービー勝利。
  この試合が、一番燃えます。。