【試合前】
 リーグ13節磐田アウェイ戦(5月26日(土)0−4で惨敗)以降の激震を振り返ると・・・
 ・5月29日(火)・・鈴木淳監督を解任(大宮のHPや社長の言葉は「交代」)。岡本GMが暫定の監督代行。
 ・6月4日(月)・・・ズデンコ・ベルデニック氏(63)が監督就任。
 ・6月5日(火)・・・ベルデニック新監督、NACK5スタジアム大宮で就任記者会見。
  なお、5月31日には、ベルデニック氏が有力と各メディアに掲載された。 


【試合備忘】
 ナビのホーム戦2引分は、
  圧倒的に攻める⇒先制⇒追加点いつでも奪えるだろうモード⇒奪えない⇒
 同点に追いつかれる⇒必死に攻めるが点が勝ち越しできず(むしろ逆転弾をくらってもおかしくない)
 を2試合連続で行ってきた。

 監督代行の岡本GMのもと新生大宮は、10日前の磐田戦と違った所(良い所)を見せてくれるのだろうか?



 内容は良しです。
 コンパクトの4−4−2に戻し、「大宮らしさ」を取り戻してます。

 変わったところ
 ・FWラファエル選手が、東選手との2トップで中盤に下がってボールをもらいに行くことなくFWに撤していました。まだまだ、絶好調だった昨年の中盤すぎのデキに戻ってはいないと思いますが、やはりFWとしてどっしりして相手の脅威になっていてほしい。
 ・磐田戦右SBでスタメンだった渡部選手に代わり、渡邉選手。渡邉さん、後半3分頃のミスまで、ほぼ完璧な仕事。へんなクロスボールもあったが、質の高いクロス、ほしいシュート、安定した守備をみせていた(後記の右SHになってから除く)。
 ・チョ・ヨンチョル選手、今日は右SHに徹する。よって、右サイドからの攻撃が増え、右SB渡邉選手との息もまぁまぁ良し。先制点は、チョ・ヨンチョル選手の右サイドの深いエグリから生まれる。
 

 変わっていないところ
 ・交代選手の遅さ。今日は、相手の退場後の数的有利の中、疲れが見えてた選手が多い中、変わらず相手より後手後手になっている。
 ・渡邉選手が、最初の交代で右SBから右SBになった。とたん、怪しい雰囲気が漂い、危ないシーンも一回はあった。
 

 変わったところ(番外)
 ・MFカルリーニョス選手が髪をバッサリ。遠くから見ると村上選手(本日サイン会メンバー)。なお、村上選手、大宮の選手の中で唯一新監督のズデンコ・ベルデニックさんを仙台時代に繋がり有り。


 変わっていないこと(番外)
  ・2004年J2時代から散々大宮を苦しめてきた村上シュシン。本日も、「判定の一貫の無さ(ファールやイエローカードの基準だけでなく、FK時に反則の場所でない所で蹴ると、やり直しさせたりさせなかったり・・) ・ そもそも主審の基礎である’’ボールの近くにいない’’」など、全然変わりません。そして、ホーム大宮側に不利な判定がシバシバ
 ・平日ナイターになるとなぜかメインスタンドに登場する、サラリーマン約10人ぐらいの集団(複数有り)の観客としてのマナーの無さ・・
  
 
 この試合のMyMVPは文句無し、得点をした青木選手です。得点時、あそこまで走りこんだのは凄いですが、それより、何と言っても守備。パスコースはつぶす、カウンターの起点となる、タックルで相手選手をつぶす・・・
 青木選手を昨年から全試合リーグ戦出場させたのは鈴木前監督。彼の一番大きな遺産は、試合に出続けたことでの青木選手の成長・・・と思いました。


 本日だけの試合では、相手神戸さんもそれほど力強さを感じなかったことでまだまだ油断は禁物です。
 が、かなりホッとしている自分がいます。



【試合後】
 ・今日のHERO青木選手の場内一周を最後まで見て帰る。青木選手の背番号レプリカを着ている自分も着替えずそのまま帰宅。



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2012.6.6(Wed)19:00 NACK5スタジアム大宮
ヤマザキナビスコカップ Bグループ 第5節
大宮アルディージャ
 1 − 0 ヴィッセル神戸

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▲ ラファエルさん、中盤に下がったりせずFWの仕事に徹する。
  また、チョ・ヨンチョル選手は今日は右サイドに張ってた。

2012.6.6 21:23 作成
2012.6.9 22:22 更新

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