【試合前】
 この試合の2日前、京都アウェイ戦に2−0で快勝(自分は富山県高岡市内にて結果を知る)。
 そしてむかえた32節の決戦順位表は下記で、16位神戸さんとの試合。あとひとつの降格枠16位神戸さんとの勝点差は6、この試合の後は2試合しかないため、勝点7以上の差、つまり勝利すれば残留確定です。

順位    勝点 勝−分−負 得 失 差
 12 仙台   37  10- 7-14  38 43 -5
 13 大宮   37  10- 7-14  33 41 -8
 14 山形   37  10- 7-14  26 40 -14
 15 FC東京 32   7-11-13  34 38 -4
 --------------------------------------
 16 神戸   31   7-10-14  30 43 -13
 17 京都   16   3- 7-21  27 57 -30 ←降格すでに決定
 18 湘南   16   3- 7-21  29 73 -44 ←降格すでに決定

なお、この試合開始前に、数試合が終了しており、FC東京さんはアウェイで優勝が前節決定した名古屋さんに勝利しました。

毎年、11月23日(祝日)の日は、大宮は強く、残留を決めている。
 2005年・・・・32節 大宮 1−0 G大阪 残留を決める
 2006年・・・・32節 大分 1−2 大宮  残留を決める
 2007年・・・・試合無し。しかし翌24日 33節FC東京 1−2 大宮・・・ほぼ残留決める
 2008年・・・・32節 新潟 2−2 大宮 試合内容不満も終了間際の同点弾で貴重な引分け
 2009年・・・・試合無し.。5日後の28日 33節大宮 1−1 柏 残留決定(柏さん降格)



【観戦備忘】
 主審があのM主審ということで、観戦前はイヤな感じ。警告累積での出場停止リーチの選手が多い大宮、判定に不満があったとしても、我慢してほしい。

 しかし、そんなことは関係無しで、自滅で失点。坪内選手不在(神戸からレンタル中で契約上出れない)で先発となったマト選手がゴール前でのクリアを相手にわたしてしまう。このクリア、左足のアウトでのクリア。右足で思いっきり遠くに蹴れないのだろうか? この失点は前半12分頃だが、5分〜10分の間は大宮のペース。数回の決定的チャンスがあり、ここで決めきれないところからきた自滅でもあります。
 前半はその後も大宮はチャンスが数回もあったが決めきれず(特に渡部選手がチャンスをつぶした。残念)、逆に気迫あふれる神戸さんが数回のカウンターやセットプレイから0−2にされるのでは・・というシーンも数回あって前半終了。

 で、後半。同点にした後、さらに点を奪われた(深谷選手のオウンゴール)が、2度のビハインドを追いつく。これは、選手交代がうまくいった感じです。

 ●後半18分 藤本選手→石原選手
  ムードも変わり、同点への希望が高まる。石原選手が入ったことでイ チェンス選手が左サイドにワイドボールを受けセンタリングといういい形ができてきた。そして、後半22分右CKから、うまいポジショニングで石原選手がボールを受けゴール前へ。そこを、マトさん、今度は失点時と異なり右足でゴールへ押しこむ。

 ●後半36分 鈴木選手→村上選手
   それまで、ずっと左サイドではっていたイ チェンス選手が中央へ。ボールをもった村上選手がそこにパス。そして再度ボールを受けた村上選手がノートラップでやさしいゴロのセンタリング、そこに猛然と走ってきた石原選手がきめる。やっぱり、サッカーで点が入るのは、パスが5本以内。10本以上つながっての点が入る確立は少ない(30年前にダイヤモンドサッカーで解説の岡野俊一郎さんが何度も語っていた「お言葉」)。

 その後の、神戸さんの反撃はすさまじく、場内は大悲鳴。なんとかそのまま試合終了。大宮ファンは残留決定のような騒ぎで、自分も大喜び。よく考えると、残留が決まったわけでなく、残り2試合で勝点差6。リーチ継続、しかも強いリーチになっただけです。


 この試合のMyMVPは北野GKです。1失点め直後のスーパーセーブ数回、そして何といっても、ロスタイムの神戸さんのすごい猛攻、特にポポ選手の左足での正面からのシュートを左手ではじいたのはすごかった。

 
 【その他】
  後半は場内、本当に盛り上がった。ホームらしい雰囲気でとても良かったと思います。特に最初の同点後からの連続した攻め、後半28分頃のラファエル選手のバー直撃シュートの頃が、最高にいい感じでした。

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2010.11.23(Tue)17:00 NACK5スタジアム大宮
Jリーグ DIVISION1 第32節
大宮アルディージャ 2 − 2 ヴィッセル神戸

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2010.11.23 22:22 作成
2010.11.23 22:22 更新

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▲ 死闘が終わった。気迫あふれた神戸の選手たちがピッチに横たわる。