2011.6.26(Sun)19:00 NACK5スタジアム大宮
Jリーグ DIVISION1 第18節

大宮アルディージャ
 1 − 1 ヴィッセル神戸

【試合前】
 震災の影響で変更となったが、この18節は本来、「後半最初の試合 & リーグ戦は7月中断の前の試合」であった。

 水曜日の試合があるこの5連戦、大宮の日程は以下。

  6月11日(土) H vs浦和 △2−2
  6月15日(水) H vs川崎 ●0−5  
  6月18日(土) A vs名古屋△2−2
  6月22日(水) A vs磐田  ○2−1
  6月26日(日) H vs神戸   ?

 前節アウェイ磐田戦の勝利は、劇的ロスタイムでの金久保選手のFK。土壇場ロスタイムで追いついた名古屋戦での同点弾で引き分けたことと同様、この2試合での勝点4は、川崎戦ホーム惨敗のあとでとても大きかった。そして、連戦最後の試合。
 暫定8位(土曜の数試合始まる前/ACLに出ている4チームは1〜2試合少ない)の大宮、ここで初の連勝(しかもホーム初勝利)すれば、毎年の残留争いから離れることができ、上位への可能性も残す。今シーズン前半というか今シーズン、いや、チームの歴史にとって
ターンニングポイントといえる重要な試合だと思います。

 なお、オリンピック予選で出場した柏の酒井選手や浦和の原口選手は、昨日の土曜日の試合で成田空港から直で数時間前の試合会場に着き出場(なんと原口さんは前半26分から出てる)されている。東選手とキム ヨングォン選手は? 
 神戸さんの前線での強烈なディフェンスの打開策として、キム ヨングォン選手のロングフィードはとても必要では?・・・ という誰もが考えるようなことを記しときます。


【観戦備忘】
  肝心な所で勝てない大宮、この試合も同じでした。


  走力で負けている感じで、大宮0−1のビハインド。藤本キャプテンと金澤選手がOUT、石原選手と東選手がINの後半14分、同時2人交代から、大宮押せ押せ、というか神戸さんが1−0勝利しようとドンビキ(攻撃はカウンターからのみ)。ここから同点に追いつくまで、約25分費やした。同点後は大宮が4−4−2から、3−2−5のような布陣でロングボール&単純な左右からのクロスで圧倒したが、逆転までできず終了。
  一番ほしかったのは、89分すぎ、ゴール前FKから、
予想どおり、イ チェンスさんの右足からのキックは壁にあたり、そのこぼれ玉から左からセンタリングがあがり、ゴール前をボールがよぎった時。あんなに前線にヒトがいたのにあの時だけ、ゴール前いなかった。

  本日は、40分頃に同点にし、その後も攻撃が続いたことで場内ムードは、「よく追いついた/次こそホームで勝つんだぞ」のムードでしたが、甘いと思います。

  本日、自分が神戸さんのファンだったら、
   ・数少ないチャンスをものにした典型的なアウェイ勝利ができた
     →ひかずに、スピードのある攻撃的選手を入れて、カウンターで2−0で勝たなくちゃ・・
   ・最後逆転されずに良かったな・・ 
  と思うと思います。


  ということで、ホーム依然勝利できず。神戸さんには大変失礼ながら、本日の神戸さんより明らかに強い広島さんとG大阪さんとホームの試合が続きます。

 最後に・・・
  東選手とキム ヨングォン選手が戻り、結局、スタメンとベンチの選手構成は元に戻りました(開幕当初のメンバーから、杉山選手→片岡選手になったぐらい)。
   ・本当に現在一番強いメンバーの構成なのか?
   ・13試合もあって、調子のいいベストの18人が本当にほとんど同じ選手なのか?
  このメンバー固定化なのは、「負けているときは選手交代が早い/勝っているときとはエライ違い」と通じるものがあるような気がします。

  
  勝点1だけの大宮、8位から10位へ転落。
 

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2011.6.26 11:11 作成
2011.6.26 22:22 更新

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